露京銘（あの竹仙さんの若き頃の銘！）の尺八。 100年前の名管です。 一尺八寸管(D管)。 長さ約545mm、重さ約460g。 古典曲の演奏に使用していた楽器です。 【音】 粘り強いとても潤沢な、遠鳴りのする音色で 豊かに鳴ってくれます！ ① 乙のロは、特にすばらしく、 渓流を流れる奔流のような、ものすごい豊かな音色の轟音がなります！ 現代管のバリバリ音とは違い、 柔らかく、粘り強く、太く濃く鳴ります！ クセになる音なので、この乙のロが吹きたくて いつも練習の最後に この楽器を出して吹いていました。 ② また、メリがしっかり効いてくれるので、 ツの半音（ツの大メリ）の音が出しやすく、 音量も強い音で出てくれます。 地歌·箏曲や宮城曲などにピッタリなので、演奏に使用していました。名管です。 【特長】 竹仙工房での、分業、大量生産と違い、 露京銘のものは、下づくりから仕上げまで、 全て若き頃の玉井竹仙(露京)さん個人の作で、 精巧さがとても素晴らしいです！ 竹仙銘のものとは全然違う、 名工の貴重な逸品です！ 特に、竹表面の透明感のある艶仕上げは、 100年前のものとは思えないほど輝いており、 露京銘の唯一無二の仕上げだと思います。 管内の黒漆も、ぷるっとした透明な艶があり、 ただの黒ではなく何層も色を重ねて、 丁寧にていねいに作られているのが印象的です。 【銘】 玉井露京（竹仙）さんは とても有名な「竹仙工房」を主宰されていて、 永廣真山さんを筆頭に、容山、梵竹、澤山、仙山、鹿山、粹鏡さんなど、名だたる名製管師を育てた方で、 現在の製管師の６〜７割（！）が竹仙さんの系譜とのこと。 【歌口】 水牛の角と思われます。 水牛の角ですので、どうしても少し虫食いがあるのですが、 息の当たるエッジ部分はとてもきれいなので、 音には全く問題なく、全ての音が力強い鳴ってくれます。 【中継ぎの装飾】 鼈甲？に、銀三線です。 真っ黒ではなく、透明や茶色の模様があります。 #尺八　#名管　#古管　#都山　#在銘　#和楽器　 #楽器　露京　竹仙　尺八　一尺八寸　１尺８寸　1尺8寸　名管　銘管　在銘　D管　名製管師　古管　明治　大正　昭和　貴重　真山　露秋　都山　琴古　割れなし　完動品　和楽器 カテゴリ...尺八 種類...地あり尺八