★黒田久美子 油彩「出を待つ女」★
商品詳細
■作家・作品詳細
黒田久美子 (くろだくみこ)
1914年8月11日～1995年12月21日
洋画家。
光風会会員、女流画家協会設立会員。
遠山清、中村研一、岡田三郎助に師事。
花や人形を配した静物画を好んで描き、対象の形態をデッサン風に
捉える黒い輪郭線を完成作に生かし、緑、青、空色、赤などの
原色で画面を構成して明澄な画風を示した。
履歴
1914 年8月11日、父生野源太郎、母初恵の長女として
東京都小石川に生まれる。
鉄道局員であった父の転任により仙台、名古屋、東京と転居。
この間、大正末年のころ名古屋第二師範附属小学校在学中に
絵画に強い興味を抱くようになる。
1929年 金城女学校を病気のために休学中に遠山清に油画、
パステル画を習う。
1930年 名古屋市展にパステル画「バラ」で入選。
病気のため金城女学校を中退する。
1931年 中村研一に入門、
1932年 中村の紹介により岡田三郎助の女子研究所に入る。
1933年 第20回光風会展、および春台展に初入選。
以後、同展に出品を続ける、
1936年 春台展に「鎧戸前」を出品して受賞。
新文展鑑査展に「タイプライターのある静物」で初入選。
1937年 洋画家黒田頼綱と結婚。
1939年 第26回光風会展に「庭」を出品して三星賞を受賞。
1940年 第27回同展に「しき松葉」を出品しI氏賞受賞、
会友に推挙される。
紀元2600年奉祝展に「夏の日」を出品。
以後、光風展、新文展に出品を続ける、
1945年 敗戦後の光風会復興に参加し同会会員。
1946年 春に開催された日展に「二月の日」を出品、
秋の第2回日展に「ひがん花咲く頃」を出品、
59年まで日展に出品を続けるが、翌年より日展を退く。
1947年 三岸節子らとともに女流画家協会を設立し同会会員。
1960年 第14回女流画家展に「タぐれの病院」を出品し船岡賞受賞。
1950年 団体展の他、資生堂ギャラリーで3度、日本橋丸善画廊で
2度個展を開催、
1957年から13回にわたり高島屋で黒田頼綱・久美子二人展を開催。
1981年からは世田谷美術館での世田谷展に毎年出品。
1990年 中村研一とゆかりの画家展出品
1995年 12月21日逝去。
主な著書、刊行物
『静物の描き方』(昭和35年、アトリエ社)、
『パステル画風景の描き方』(同46年アトリエ社)、
「黒田頼綱・黒田久美子画集』(フジアート)、など。
日本美術年鑑平成8年版(333頁)掲載★作品タイトル「出を待つ女」
制作：1982年作品
ポップで洗練された画風。
年を追うごとに、また外遊を重ねるごとにその色彩、洒落た構図は
進化しデザイナーが脱帽するくらいの色彩と構図のセンスは、
秀逸です。
☆本作品は真作を保証致します。
万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。■サイズ・コンディション、その他
サイズ
作品 33cm×24cmF4
額縁 49cm×39.5cm
コンディション
作品は良好な状態です。
額縁は小傷スレ、経年感有ります。
その他
作品面に作家直筆サイン、制作年有り
見出し掲載欄
の
「商品の状態」は、作品の評価
としますので、
額縁の状態は
別途
コンディション
にて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。
尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。
☆☆真作と模写の表記☆☆
【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。
上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスター、工芸品など)
尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆
全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。

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