【こちらは袷のお仕立て付きのお品です】 納品まで約40～50日頂戴いたします。
袷の お仕立て内容	◎手縫い仕立て ◎寸法フルオーダー ◎解き湯のし加工 ◎正絹胴裏
適応シーン	慶事一般、結婚式、結婚式二次会、入園、入学式、卒園、卒業式、お茶会、あつまり
適応シーズン	1月～5月、10月～12月
状態	新品未仕立八掛付き
発売元	株式会社青柳謹製（落款あり）
素材	絹100％丹後ちりめん日本の絹の印
サイズ	袖巾約 35cm、裄約 70cm、裁ち切り丈約 175cm
地色	乳白色（ホワイト）系
備考	フォーマル用にどうぞ
※生地にハサミを入れますので、お支払方法は代金引換以外でお願いいたします。 ※上記お仕立て内容以外をご希望の場合は別途料金頂戴いたします。

◆オプションは下記商品ページよりご購入下さい◆
⇒ 【未仕立て】【袷】訪問着 パールトーン加工
すべてを日本でつくり、本当の「きもの」の感動を創造し続ける、十日町の名門、「青柳」謹製の訪問着のお品です。
初代青柳氏は縫い取りにボカシ染めという傍ら独自の染めを考案し、十日町で初めての友禅染を手掛けました。
その見本は現在でも織物組合に保管されています。
青柳氏の「職人とは、その道一筋、一つの技術だけを極めている人のことではなく、すべての過程を理解し自らの技に 関して完璧を期する者である。」の言葉により、青柳では入社後最低五年間、あらゆる工程の技術を会得させ、その中で 本当に「やりたい」と思う持ち場を自ら選ばせ、更に技術を磨いていきます。
青柳はいう。「技術を教えることは簡単。しかしその作業への情熱は、一貫した流れをすべてを理解しなければ生まれてこない。」と。
これこそが、青柳絞り染めの伝承でございます。
生地は張りとしなやかさを持った丹後縮緬紋織り生地で、光によって美しい輝きを放ちます。
伝統の友禅意匠である松や桜を、美しく上品な色合いで染め上げ、菊や梅を手で挿しました。
このお着物は、創案から染め、手描き、手刺繍に到るまで、すべて青柳の浪漫を受け継いだ一流の職人によって作り上げられており、 また意匠は青柳独自のもので、手絞り、手染め、箔加工と一貫した職人の感性と技の高さをご覧いただける出来映えのお着物です。
お着物には、青柳の証紙と各工程職人のサインが入ったシールが付いております。
◆伝統巧匠遠田信治
【桶づめ】染める部分の布を桶の外へ出し詰める。縁に出た布に約500本の針を打ち、蓋を閉め、荒縄で縛る。
長い経験の中から生まれる力の入れ具合と繊細な手さばきによって完璧な技が可能となる。
◆伝統染匠士田辺康則
【桶染め】桶づめされたものを、85～90度の熱湯染液に桶ごと浸け、均一に染まるよう重さ30ｋｇの桶を絶えず動かす。
職人の経験の深さとセンスが問われるこの作業があってこそ、美しい染めが生まれる。
◆伝統技能士大熊千代子
【帽子絞り】熟練した者のみが行える帽子の糸入れ。単に皺をつけるだけでなく、絞りこむという指先の力が芸術的な職人技を生む。
キャリアがあるからこそできる手作業である。
◆伝統工芸士根津浩
【手描き友禅】この色にはこの筆。という色と筆との相性の数だけ筆も数100本以上ある。
その数100本は芸術的センスと経験ある者によって使いこなされ、職人の技と芸術家の心をきものにそえてゆく。
株式会社青柳
昭和13年 創業 十日町で初めての友禅染を手掛け注目をあびる
昭和23年 織物業を創業
昭和27年 青柳織物株式会社
昭和47年 桶染めを基本として各種絞り技術を駆使した「羽尺・コート」の制作を開始する
昭和52年 先代社長十日町織物組合理事長就任
昭和55年 桶染めと各種絞りに友禅・箔・刺繍を組み合わせた技法を開発する
昭和56年 二代目社長就任先代社長、会長に就任
昭和59年 紬の風合いを活かした新アイテムとして「紬訪問着」が加わる
昭和62年 先代社長業界への貢献が認められ黄綬褒章受章
平成 2年 京都店開設
平成 4年 社名を「株式会社青柳」に改める
平成15年 現代生活のための絹の生活装具「和國-WAPON-」ブランドを発表