最も完璧なフィリップ・パカレコルトン・シャルルマーニュGrandCru2006|Alcoholic Armadillo

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Ch Rays,Domaine Leroyで研修を積んだ後、プリューレ・ロックの醸造長を長年務めその後2001年に独立・・・が、フィリップ・パカレの経歴です。また彼はボージョレのマルセル・ラピエール氏の甥でもあり、その縁で『自然派(アペラシオンを越えたフランス全土における)』を形成することとなったジュール・ショヴェの最後の弟子でもあります。
パカレはジュール・ショヴェの元で、相応の犠牲(例えば労働時間であり、あるいは腐敗果を捨て去る勇気・・・)を払うことを厭わなければ、近代技術に頼らない自然派の作り=かつて1950年代頃まで普通に行われていた作り方で、テロワールを忠実に表現する素晴らしいワインができる可能性に満ちていることを学んできました。そしてここで行われていることが「ただの非科学的な理論のように思えるだろうが、科学的なことを十分に理解した上でなくてはこのようなことには取り組むことができない。この理論は、自然科学に基ずくものである。」と言うことも理解しています。
そしてパカレ曰く、「ブルゴーニュワインの多くは単一品種で構成されているからその味わいを造っているものは、ブドウではなくテロワールなのである。これを最も大切にしなくてはいけないし、土壌、ブドウ、天候、そして人間があり、このどれ一つとして欠けてもワイン造りは不可能である。また、人間はオーケストラでいうところの指揮者であり、ブドウがより良く育つために導いてあげるだけなのだ。ワインは工業製品ではないから、技術を駆使して手を加えてしまうと本当のテロワ-ルを表現することはできない。」と。
実際のワイン造りにおいては、ブルゴーニュの伝統品種ピノノワールやシャルドネにこだわり、単一の品種が様々な土壌や気候によって異なった表情を見せることを重要と考えています。画一的な手法で、ある決まりきった味わいを造り出すのではく、その年、その土地、その気候が生み出すコピーのできない味わいのワインこそが理想と言います。栽培においては、農薬や除草剤を使用せず、とにかく成熟して健全なブドウを得ることに注力します。除梗をせずに発酵させるため、果梗まで完全に熟した状態で収穫することを理想としています。
醸造においてはSO2を用いず、ブドウに付いた天然酵母の力で発酵させます。ブドウ本来の風味を損なうと考えている作業も行いません(ルモンタージュなど)。同様の理由で新樽の使用にも慎重で、過剰な樽由来のロースト香を避けます。補酸や補糖といったことも行いません。
このように今や自然派ワインで採用されている典型的な手法を実践しているフィリップ・パカレですが、彼のワインには一部の他の自然派ワインにみられるような酒質の緩さや揮発性の香味、還元的なニュアンスを感じることはありません。そこには、様々な醸造法を知り、多くの経験から得た知識を持つパカレ氏ならではの特徴といえます。パカレ氏は、緻密で多彩な科学的知識を背景に酸化と還元のバランスをとり、完成された味わいの自然派ワインを生み出しています。
インポータさんからの2005年ヴィンテージコメントです。
  「非常に出来がよく、今までのパカレのワインの中で「偉大・傑作」といえる作柄。2005年を戦後のブルゴーニュ全体の作柄と比較するなら、1978年のような綺麗な酸味、そして1945年に似た味の濃縮感と収量の少なさです。どちらの年も1959年と並ぶブルゴーニュの赤にとって秀逸な年です。また白ワインの熟度も非常によくて、濃厚でコクの強いヴィンテージとなりました。」・・・なるほど期待の2005年です。
こちらは最新ヴィンテージ2006年に関してフィリップ・パカレからのコメントです。
  「一般的には、2006年はテロワール由来のミネラルが顕著に感じられる、平均的な作柄の年と言われています。8月はあまり天候に恵まれずに涼しかったのですが、9月になってからの好天気によってブドウの成熟がすすみ、良好な収穫となりました。収穫は9月26日から行いました。
  「2007年のボジョレーヌーヴォーにおいても同様でしたが、夏の涼しさ自体は、そこまで悲観的に考える必要はありません。じっくりとブドウの成熟を待つことが出来れば、上質で品のある酸とエレガントなミネラルを得ることができます。2005年のような天候に恵まれた年は、誰しもが余計な事さえしなければ質の良いワインを造れる年でしたが、個人的には2006年のようにヴィニュロン(ブドウ生産者)としての仕事ぶりが如実に味わいに表れる年に愛着と自信を感じます。結果的には、2006年は非常に良好なワインに仕上がったと思います。
  「香りには各テロワールの特徴がしっかりと表現され、畑ごとの特徴をしっかりと感じられます。成熟したブドウが収穫できたのでアルコール度はやや高め、酸とのバランスも良好です。赤ワインに関しては香り高くミネラル豊富、繊細でエレガントな味わいのワインです。白ワインに関してはとてもリッチで、アルコールもしっかりしており、香り高いワインとなりました。
  「最後になりましたが、2006年のワインを皆さんの傍らにおいて頂き、グラスを片手にテロワールの織りなす華やかなアロマと豊かなミネラルを楽しんで頂ければと思います。ワインは頭で考えて飲むのではなく、心で感じて飲んで頂くことが何よりも大切なことだと思います。是非、皆さま2006年のワインを楽しんで下さい・・・。 ● 昨年2005年物はVdTフランセーズの「アンディジェンヌ」だったやつです。2006年はきっちりとコルトン・シャルルマーニュで復活!

  かなり感動モノだった2005年「アンディジェンヌ」のコメントです・・・。

フィリップ・パカレコルトン・シャルルマーニュGrandCru2006|Alcoholic Armadillo

● 本年(2007年)2月、パカレのシェを訪れたときに話題となったのは、もっぱらこのワインでした・・・・コルトン・シャルルマーニュななるはずだったワイン、アンディジェーヌ、です。詳しくは以下のコメントを・・・・
  「2005年の特別なワイン”INDIGENE(アンディジェーヌ)”に込めた想い
 「コルトン・シャルルマーニュ2005年になるはずのワインが、その名を名乗ることが出来なくなってしまった。では、どういったワインがコルトン・シャルルマーニュであるのだろうか。今その名を冠している多くのワインは、「ぶどうがどこで取れたのか」ただその一点だけにとらわれて、ぶどう栽培にどんな物質を使い、どうやって醸造したのか、総合的な判断を無視した代物でしかない。 畑に外的な物(化学物質)を持ち込まず、その土地の自然な植物形態を尊重して造り上げたコルトン・シャルルマーニュはその名を失い、格付けを得たワインの商業主義にとって「邪魔なワイン」としてはじき出されてしまった。現代の工業化文明において、アンディジェーヌ(土着の)とは何なのか、改めて問いたい。(アンディジェーヌという言葉には「土着」の意味と、もう一つ「はずされた」という意味がある。)」
 「補足:パカレのこの一件が起こった年に封切された映画に、同じタイトルのものがあります。 ラシッド・ブシャール監督「アンディジェーヌ」です。内容は第二次世界大戦中、北アフリカで徴兵されヨーロッパへ送られたアルジェリア兵士たちの物語。彼らは“アンディジェンヌ”と呼ばれ、異国フランスのために最前線で戦う物語です。 映画の主題は、人間の根源に関わる存在価値を問うもので、この点が本来のテロワール、本来のワインの姿を追い求める生産者の想いと共通しているように思います。映画ではアンディジェンヌを「原住民」と訳していますが、これは映画の内容に即したためでしょう。(いのまた:このラシッドさんって、きっとパカレと一緒に昼飯喰ったときにいたひとなんだろな・・・)
● 何となく、風の便りに「薄くて水みたい」とか「ミネラルばっかり」とかの評価を聞いておりましたし、ACとれなかった理由が「酸化している、コルトン=シャルルマーニュの味わいでない」と言うことのようですが、さて実際にはどうなのか?と言うことで後先考えずに飲んでみました。・・・・・ダレだそんなことを言っている奴らは!ちょっと冷やしすぎ?と言う状態でのスタートですが、確かに水っぽくはある。幾分温度が上がってくると酸化したような茶色の香りが感じられる・・・そして何となくイメージしてきた、コルトン=シャルルマーニュとしての厚みを感じさせる物はない(その点では委員会は正しいかも)。なのですが、孤高のと言うか、天上天下唯我独尊というか、我思う故に我有り的な存在はそれとなく感じられるな・・・・。これは旨いワインだと思う。
● でも、仮にコルトン=シャルルマーニュを名乗っていたとしても、このワインが価格に見合った物か、あるいは将来を予測させる深い可能性を有しているかと問われれば、否とは言わずも、ただただ首をかしげるばかり・・・。わからない。一言で言うと、確かに「凝縮感」と言う痕跡が感じられないんだな・・・。しかしながらまさしく「鮮烈なわき水の如く」なミネラル感は捨てがたいし、昇華された生成物としての旨味の洗練された様子はこのワイン独自の味わいに近い。・・・薄氷を踏むかのごとき、緊張感を保ちつつ、たどり着いたのは何となくこの世の果ての寂寥感、此処まできました!って感じかな?もしかすると「水で割ったおいしいマール(本当はグラッパ)って感じの旨さは、ある!リズムという規則性は持たないが、拡散と収縮を緩やかに繰り返す自然な流れ・・・。
● 仮にパカレの語る「本来のテロワール」がこのワインにしっかりと表現されているとするならば、天動説と地動説ぐらいの差があるぞ・・・。昼飯おごってもらっていながら、どうも最近相性の悪さを感じるパカレのワイン。でもこのワインに関しては、どんなに回りから叩かれても、パカレを支持しちゃう気にかなりなっている今日この頃。・・・合わせるならば!白魚、鮑の天ぷら、赤貝、サザエのお造り・・・(2007.05.23 いのまた:ちなみにこの時点で抜栓ご1時間経過、すでにボトルには3分の1しか残っていないことを記する)
● で、2日目。最近お気に入りの「ワインキーパー」というのに残しておいたヤツを・・・・・う~ん、今日はしっかりコルトン=シャルルマーニュしているぞ!委員会も2~3日かけて飲んでいればACの認可おろしたかもね・・・。個人的には昨日の槍ヶ岳山頂みたいな寂寥感と視界に連なる岩々が趣味(かなり変わっている)なんですが、今日はしっかりと富士山山頂からの太平洋の眺めみたいなわかりやすい景色が・・・・いずれにしろすごいワインだよこれは。でも開け時は難しい。値段も値段ですのでほぼ一発勝負かな?先ずは2009年で一勝負、もう一勝負いけるのならば・・・一気に2013年、と言ったところでどうでしょうか?(2007.05.24 いのまた)
● 今日は27日なので、開けてから5日目。ワインセーバーに残しておいた3口分ぐらいを飲んでみた。・・・・旨い、勿論ピークの味わいではない。が、まだはっきりと味わいの輪郭を保っている。ブルゴーニュの自然派、コサールにしろプリューレ・ロックにしろ、あるいはモンショヴェにしろ、2日目あるいは3日目でさえ変化しつつも楽しめるおもしろさ、が良い造り手のワインと思っていたが、ここ数年パカレのワインにそれを感じることができなかった。2005年にしても個人的には同様の解釈をしている。が、このアンディジェンヌは違う。ひたすら元となる葡萄の健全なる力、が此処にある。あとはどのタイミングで飲むべきか?・・・・今年2月、シェで試飲しているところに加わったパカレの奥さんが言っていた・・・「彼の白ワインを飲むと、彼と結婚してホントに良かった!と思う」・・・納得である。(2007.05.27 いのまた)
● さらに言葉を弄すると・・・2004年物ながら別の造り手のコルトン・シャルルマーニュを飲みながらキーボードを叩いているわけだが・・・なるほどね、このアンディジェンヌ、コルトン=シャルルマーニュとしての類型化は難しいわ。さらにはブルゴーニュ・ブランとしても難しいかも。INAO通すのは無理ですね。でも唯一二無の味わいとしての価値を考えると・・・この値段も80%は納得。自然派のシャルドネとしてはやはりトップクラスだな・・・・と言うことで、追加発注してしまいました。
ドメーヌ・ジョセフ・ヴォワイヨ ポマール 1er レ・リュジアン [2011]750ml|ウメムラ Wine Cellar
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2017 コート ロティ ブロンド ドメーヌ ロスタン 正規品 赤ワイン 辛口 750ml Domaine Rostaing Cote Rotie Cote Blonde|代官山ワインサロン Le・Luxe
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