商品情報
サイズ | 幅 23cm × 奥行 20cm × 高さ 34cm |
京甲冑の名匠武久寛宗による淡いやさしい色目の飾り兜です。淡い萌黄色(もえぎいろ)と呼ばれる緑は優しさと芯のある強さを表現しています。国産の杉の唐櫃には「几帳面」の語源にもなっている面取り加工を施した最高級仕様のものをセットしております。 昨年実店舗早期完売商品につきご予約はお早めをお勧め致します
できる数は少なくとも、満足いくもんを世に送り出したい。
お客さんにとって甲冑は、一生に一度ぐらいの買い物。
そう思うと一作一作、甲冑のすみずみまで自分の目で確認せずにはいられない。
できる数は少なくとも、満足のいくもんを世に送り出したい。
今はこれからどんなものを作ろうか?と考えている時が一番楽しい。
《 武久寛宗 》
昭和23年、先代平安武久(佐治久三郎)と妻・初代智尚(京都市伝統工芸技術功労者・ 知)の三男として京都に生まれ、京甲冑製作の総本山とも言える環境の中で幼少期を過ごす。若年期から様々な伝統技術に興味を持ち、多くの職人に師事。一例を挙げただけでも、生地、彫金、飾金具、金属塗装等、その枠に囚われない飽くなき探究心はまさに生まれながらの職人と言える。初代武久、初代智尚(京都市伝統工芸技術功労者であり初代平安武久の妻・智)に師事し、伝統技と心を習得した後、通産省大臣より伝統工芸士に認定され、自らを武久寛宗とする。製作する全ての作品に自ら目を通す事から、年間製作数には自ずと制限が生まれ、市場に出回る数はごく少数である。