Ａ－１の修理8,000円コース【はじめに】物販ではなく請負（サービス）の出品です。以下の説明文を良くお読みの上ご落札ください。
代金支払いがかんたん決済のみとなりましたので、修理代金別にオークションを分ける必要が生じました。
修理メニューのコース毎に出品価格を変えていますので、該当の金額のものをお選びください。
落札後のキャンセルはできません。どうしてもキャンセルという場合は「落札者都合によるキャンセル」ということになり、ヤフーの評価システムにより自動的に「非常に悪い落札者」という汚名が着せられます。
Ａ－１のＡＥ調整の必要性
キヤノンＡ－１は1978年～1986年に製造された機種です。今は2020年ですので最も新しいもので32年、古いものは42年が製造より経過しています。
機械物は必ず経年劣化が起こります。見た目（ファインダー情報等）が正常でも関東カメラサービス等のメーカー指定修理業者で点検調整されているもの以外はメーカー許容誤差内の精度で作動している機体はほぼ無いのが現状です。
「有名カメラ専門店で点検確認済み」というのは、単に従業員が目視で一応"機能していることを確認しているだけで、精度という面では全くの未チェックです。何故なら、量販店には精度を計測する機器が無いので点検のしようがありません。
デジタル時代にあえてフィルムカメラを使うのであれば、フィルムの大いなる性能を引き出す為にカメラ本体の撮影機能を正常にするのは基本中の基本ではないでしょうか？
即決価格の内容
当オークションの即決価格の8,000円は「作業単価表」の「1」ＡＥ調整+「2」シャッター鳴きの修理+「3」遮光モルト交換+「4」プリズム分解清掃金額です。
ＡＥ調整はカメラ専用テスターを使用して、電子基板上に設置してある３個のボリュームにより測定光のレベルの調整とシャッター速度を調整します。
シャッターダイヤルを1/1000にセットしてもに実露光時間が1/1000秒になっていないものは非常に多いです。シャッター幕が開いていれば良いというものではありませんし目視での調整は不可能です。
電子基板の劣化状態やシャッター幕巻取り軸の動作不良の程度によっては、ボリュームを最大あるいは最小にしても調整不能の場合があります。それでもその機体がどれくらいの誤差でＡＥが機能するか（機能しないを含む）がわかっていれば、露出補正機能やＡＳＡ感度設定を使って対応できるようになります。
遮光モルト交換は、劣化したモルトプレーンを完全に除去清掃した後に新しいモルトプレーンを貼ります。ミラー受け部、裏蓋のヒンジ基部、カメラ側のヒンジ基部、カメラ側の裏蓋溝が対象です。
プリズム分解清掃はプリズムユニットを分解して、プリズム本体・プリズム下の角レンズの清掃（カビ・クモリ取り）、プラスチックスペーサーの劣化油脂除去（クモリの原因）、組み上げ後に液化ゴムによる隙間埋めをします。
シャッターが切れても電子回路に異常がある場合は調整不能（そもそもＡＥが全く働いていないことがあります）の場合があります。
シャッターが切れなくても電源が入る（シャッターボタンを押すと正常に露出情報が表示される）ものは修理できる可能性があります。（費用は別途相談）
ボディのみではシャッターが切れるが、レンズを付けて絞りを「A」にするとEEEEE表示になってシャッターが切れなくなる機体は基本的に修理不能です。（高額な修理になる為）
スイッチをON（A）にしているだけで電池が消耗する機体は修理できません。
巻き上げレバーが「重い、トルクむら」というものは基本的に改善しません。巻き上げスプロケットが割れているものは修理不能です。
作業単価表
作業内容
金 額
１
AE調整
2,500円
２
シャッター鳴き修理
5,000円
３
遮光モルト交換
2,000円
４
プリズム分解清掃
5,000円
作業の組み合わせによる工賃
上記の価格表はそれぞれを単独で請け負う場合の料金表です
組み合わせの場合は作業工程の重なる部分がありますので、割安となります。
１+２＝6,000円
１+３＝4,000円
１+４＝6,000円
１+２+３＝7,000円
１+２+４＝7,000円
１+３+４＝7,000円
１+２+３+４＝8,000円
【注意事項】２と４の作業は、ミラーユニットを取り外しての作業となります。カメラの前面に貼ってあるビニールレザーを剥がさないと作業できませんので、少しレザーが傷む場合があります。
どのコース（単体含む）でもファインダーレンズは清掃します。
２と４には、シャッター幕巻取り軸の潤滑、レンズ開放値検出接点清掃を含みます。
２と４はミラーユニットを外す工賃が大部分ですので同時にご指定いただくとお徳です。
落札後の手順
１．ご希望の作業を取引ナビよりご連絡ください。
即決のみのオークションですので落札時間が決まっておらず、当方からの連絡は最大１日程度遅くなる場合があります。
２．当方からの初回連絡（取引ナビ）に記載している住所あてに、修理対象のカメラを元払い便にてお送りください。
配送業者や手段はお任せしますが、壊れないように梱包願います。
電池は入れないでお送りください。（最悪発火の可能性がある為）
３．修理代金はカメラの状態によって（部品等が必要な故障箇所がある場合は追加料金の発生がありえます）変動することがあります。
カメラが到着しましたら、見積もり金額をまずお伝えします。金額や支払い方法に納得いただければ、修理を開始します。
最悪、修理不能（全損）の見積もりとなった場合はそのまま返送ということになります。その場合でも往復送料は負担いただきます。
落札価格が修理費用を上回った場合は返送時に同梱します。
修理が完了しましたら、取引ナビにて連絡後発送します。
その他
Ａ－１の他に、Ｔ９０とＡＥ－１プログラムの調整も可能です。
Ａシリーズ以前のメカニカル機及び、newＦ－１、旧ＡＥ－１は修理請負できません。
ＡＦ機は修理請負できません。
ゆうパック（スマホ割）
[ 福岡 ] 640円 (福岡)[北海道] 1560円 (北海道)[ 東北 ] 1560円 (青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)[ 関東 ] 1230円 (茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)[ 信越 ] 1230円 (新潟、長野)[ 北陸 ] 970円 (富山、石川、福井)[ 東海 ] 970円 (静岡、愛知、岐阜、三重)[ 近畿 ] 810円 (滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)[ 中国 ] 700円 (鳥取、岡山、島根、広島、山口)[ 四国 ] 810円 (香川、徳島、愛媛、高知)[ 九州 ] 700円 (佐賀、大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島)[ 沖縄 ] 920円 (沖縄)