デジタルオーディオにとって必要不可欠な存在であるクロック。その中でも機器内部で基準となる同期信号を作り出すのがマスタークロックジェネレーターです。ハイサンプリング化したハイレゾ音楽時代において、正確な時間軸を司るクロックジェネレーターの重要度は更に増しております。 SAEC DIG-T50は、10MHz正弦波出力に最適化した50ΩBNC同軸デジタルケーブルです。 マスタークロックジェネレーターが生成され送出される超高精度なクロック信号を、正確にそして最小の伝送ロスでデジタル機器に送るためには､ケーブル自体の伝送速度が非常に重要です。この伝送速度を決める上で大きな影響力を持つのがケーブルに使用する絶縁材の比誘電率です。比誘電率が低ければ低いほど伝送速度が高まり、ケーブルに使用する絶縁材の中で、現在最も低い比誘電率を誇るEPTFE（ジュンフロン）をDIG-T50を採用。今までにない高速で安定した信号伝送を実現しました。インピーダンスを50Ωに揃えることによって伝送ロスや波形歪みの発生は抑えられ、より正確な信号伝送を可能にしました。

中心導体には高純度の銀メッキ導線を採用。広帯域で損失が少なく、かつハイスピード信号伝送を可能にしました。

絶縁材に高絶縁・低誘電を誇るEPTFEを採用し、安定した高速伝送を実現。

密度90%以上の銀メッキ銅線による一次外部導体、錫メッキ銅線による二次外部導体に加え半導電層を設けた新設計のケーブル構造が、ジッターやリップルを大幅に抑制し、忠実で正確な波形再現をおこないます。

導体断面積：1.22sq

導体絶縁材：EPTFE

１次シールド：銀メッキ高純度銅線

２次シールド：錫メッキ高純度銅線

シース：PVC

特性インピーダンス：50Ω

静電容量：84pF／m(1kHz)

ケーブル外径：φ6.5mm

プラグ：多治見製BNCプラグ

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