商品情報
サイズ | 幅 約55cm × 奥行 約40cm × 高さ 約47cm |
甲冑製作は、代々継承されている手作業の技術と素材が必要不可欠です。それを海外に求めると、価格は下げることが出来るかもしれません。
しかし、出来上がった作品は、下がった価格以上に価値が下がったものになってしまうのではないでしょうか。
先代の時代から、腕の良い職人さんとお互いの信頼関係を作ってきているが、近年、廃業される方も多く、伝統技術が失われていくことの不安を感じます。
手作りでの製作は自然と少量の製作数になり、どうしても価格が高くなります。 それでも買って下さり、大切にして下さる方々がいることが日々の励みとなります。
そんなお客様との付き合いがとても嬉しく思います。
《 粟田口 清信 あわたぐち きよのぶ 》 京都粟田口の刀匠・三条小鍛治宗近の流れを組む。名工、三条小鍛冶宗近は国宝「三日月宗近」を手掛けた人物で、粟田口の地にある粟田神社の末社「鍛冶神社」に祀られています。
廃刀令に伴い、培った鍛金技術を活かした錺ち甲冑製作へと移行します。粟田口清信の甲冑は、細部に至るまで一貫して手作りによる技術を研鑽した製作が魅力です。
平成元年、経済産業省指定伝統工芸士に認定。平成13年には「京の名工」京都府伝統産業優秀技術者表彰を授賞。
数々のコンクール等において輝かしい功績を残す京都甲冑界を代表する名匠。