一般に「カルシウム入り！」と書いてあるものがたくさんありますよね。
これらのものを食べているので、私は カルシウム不足にはなっていない とお考えの方が多いと思います。

これら一般に言われているカルシウムは、「イオン化カルシウム」
といいまして、簡単に言えばその作用が激しく活性化している状態のカルシウムの事です。

○化石に貯蔵された善玉カルシウム
私達の体にとってカルシウムはとても大切です。
しかし、前述したようにカルシウムであれば何でもいいというわけではなく、
必要なのはあくまでも善玉カルシウム なのです。
では、どこにそんなカルシウムがあるのでしょう？
一般にいいと思われている卵の殻の加工品、かにの甲羅の加工品、
獣骨の軟骨、貝殻の微粉末などは、あまりよくないということが判明しています。
実際によかったのは、 昔から日本の食卓に上がっている小魚や胡麻、海草、根菜類などに含まれている非活性のカルシウム でした。
そしてもう一つ、今注目されているのが、風化した貝殻などに含まれる非活性の風化カルシウムなのです。
風化カルシウムの中でも、特に良質とされているのが 北海道南部で産出される「八雲の風化カルシウム」 です。この地方には古くからニシキ貝の風化化石が堆積していますが、ここから非常に純度の高い風化カルシウムがとれるのです。

●カルシウム摂取の目安
カルシウムを摂取した場合、そのすべてが吸収されるわけではなく、腸管からの吸収と尿から排出されるカルシウム量を差し引くと算出されます。
健康食品ですので、食べる量に制限はありませんが、大体の目安としてください。