自然栽培にこだわる

ありのまま×唯一無二（個性的）×シンプルで、野菜本来のチカラが味わえる、自然に寄り添う畑には何も施さない自然栽培で作物を育てています。
土が健全であることが美味しい野菜につながるので、いつも土を触り、香りを身体で感じています。全ては一粒の種から始まり、当たり前であることは当たり前ではなく、「食べることは生きること」に、ただその「食べること」も実は当たり前でないことに気づかされ、どんな方にも美味しく召し上がっていただけるようなお野菜づくりを目指しています。
もちろん草取りや草刈りは人力で、除草剤は使っていません。
自然の雨と、天候に応じて山水を汲み上げ野菜を育てています。自然栽培には有機JASのような認証制度がないので、正直かつ誠実をモットーにしております。

健康・安心・おいしいべっぴん野菜

【べっぴんやさいって何？】
私たちの野菜、べっぴんやさいは…「個性的（唯一無二）」×「ありのまま（無為自然）」×「シンプル」であること。
「腐る野菜」ではなく「枯れる野菜」を目指しています。それは・・・身体に負担をかけない野菜、かつ、環境（土や空気、水）を健全（健康的）にするための第一歩だからです。
だからこそ、私たちは 自然栽培（畑には肥料・農薬を施さない)を選択し、身体も心にも優しい野菜作りを目指しています。

夫婦で取り組む自然栽培農家

品揃えの良さ、PRの素晴らしさが地域で人気のスーパーマーケットに勤めていた私たちは、野菜が痛み販売できないと判断したらゴミ箱に廃棄していました。
実際に農作業を体験してみると、その仕事の大変さに驚き、心の中に拭えない罪悪感が生まれました。私たちの命を育む野菜たちの命。そのありがたさや食べることで健康を考えるきっかけを提供することができればと思い立ち、2016年から農家になりました。
農業が盛んでおいしい食材が豊富な高原の町邑南町で自然栽培で野菜を育てています。

CSAの取組を推進しています

CSAは「Community Supported Agriculture」の略称で、日本では「地域支援型農業」と呼ばれています。これは、消費者が生産者に代金を前払いして、定期的に作物を受け取る契約を結ぶ農業のことを言います。
生産者にとっては、悪天候などで収穫量が例年より減ってしまっても安定的に収入を得ることができる、少量多品目生産にも対応できる、規格外や売れ残りの野菜がなくなる、また、消費者との交流が生まれることから信頼関係を築くことができるなどのメリットがあります。一方消費者にとっても、地域で作られたばかりの新鮮な野菜を手に入れることができる、作り手の顔が見えるので安心できるなどのメリットがあります。また、農業体験ができるプログラムもあるため、子どもの学習や食育にも役立たせることができます。
一方、買いたい物をいつでも買えることに慣れている日本のお客様に対して、“不作時には届く作物の量が減ってしまうかもしれない”というリスクがあることも一緒に共有してもらいながら、生産者・お客様・自然が一丸となって食を支える第一次産業のこれからの未来を創り出していきたいという想いです。
私たちは「農業」という分野を通して「自然を愛し、自然に愛され、地域を愛し、地域に愛され、人を愛し、人に愛される」そんな想いをもっています。コミュニティを形成し、日本の農業を元気にする取り組みの一つとして派生する様々なことを地域の皆さんと一緒に考えながら、ともに感動と幸せを呼ぶ、そして農村と都市が交流しやすい環境にしたいと思っています。

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