東京光学 Minion III型 Simlar 6cm F3.5
□商品詳細
東京光学のスプリングカメラ『Minion III型』、Simlar 6cm F3.5レンズとSEIKOSHA-RAPIDシャッターを搭載した1946年発売のモデルです。出品商品はカメラケースに「MADE IN OCCUPIED JAPAN」刻印があることから1947年～1952年製造と推定されます。
張り革の剥がれが見られるものの外観は全体的に綺麗です。
カメラを正面から見て左側と、背面に張り革の剥がれが見られます。画像でご確認いただけます。
軍艦部・底面ともにシルバーの金属部分はきれいな状態を保っており、大きな傷や美観を損ねるような醜い傷・汚れは見られません。オブジェとして東京光学の製品群にならべて飾るには良いコンディションを保っていると思います。
ファインダーは綺麗で、問題なく折り畳みやポップアップさせることができます。蛇腹にも使用感はあるものの破れなど破損はなく、金属のタスキ機構もちゃんと動作し、問題なく蛇腹とレンズ部を可動させることができます。ボタンをスライドさせることで軍艦部を開けてスプールを取り出す機構も問題なし。スプールも欠損することなく内部に収められています。
レンズ前玉にカビや傷・曇り・汚れなどなく綺麗です。後玉には汚れや曇りが見られます。後玉はシャッターの羽根に隠れているので、通常目にする部分としては前玉の綺麗な状態だけが目につきます。撮影に使うのであれば後玉の清掃が必要かもしれません。
掲載画像にて前玉が白く濁ったように見えますが白い紙が反射したものなので実際には濁っているわけではなく綺麗でクリアです。
絞り羽根はF3.5～F16まで問題なく全域動きます。絞り用のレバーの
動きもスムーズです。
シャッター各速度で切れています。1/5から羽根の粘りを感じ、1/2と1秒においては粘りによって明らかに低速であったり羽根が途中で止まることもあります。
B・TについてはダイヤルをBやTにセットした状態ではシャッターを切ることができませんでした。私の理解や確認方法が至らないのでB・Tは不動とお考えください。
ピントリングの動きはスムーズでなめらかです。
Minionと刻印された純正カメラケースが付属します。カメラ本体をカメラケースに固定するための底ネジもございます。使用感はあるものの革の破損や破れなどは見られず、ストラップ部分もちぎれはありません。
このカメラを実用される方は多くないと思いますが、東京光学製品の一つとしてコレクションに加えるにはおすすめできる外観の良さです。I型やII型よりも高級な「Simlar 6cm F3.5」「SEIKOSHA-RAPID」を搭載している点も希少性やコレクション精神をくすぐるポイントだと思います。
□支払詳細
落札後3日以内にご入金できる方のみ、ご入札をお願いいたします。
□発送詳細
ゆうパック(60サイズ)
(2023年10月1日の改定後の料金です）
ゆうパック料金
（ 北海道 から発送 / 60サイズ ）
820 円
北海道
1,150 円
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