MOTU micro express USBは、高精度と安定動作のMOTU MIDIインターフェイスの機能を網羅し、さらにステージやスタジオで欠かすことのできないMIDIルーティングや充実した同期機能を装備します。

MOTU micro express USBには、MIDI Timepiece AV直系のシンクロナイズ機能を装備しています。SMPTE（LTC）とMIDIタイムコード（MTC）の相互変換、MMCコマンドの対応など、機器間の同期信号を的確に転送します。定評のJam Sync（ジャムシンク）は、MIDI Express XT USBのリジェネレート機能によって、スレーブ機器に安定した同期信号を送るだけではなく、同期マスターの信号が途切れても、スレーブ側はドロップアウトすること無く走り続けるJam Sync（ジャムシンク）が装備されています。

4イン/６アウト、最大96MIDIチャンネルを扱える MOTU micro express USBは、付属のClockWorks ソフトウェアによって、様々なMIDIポートの設定がおこなえます。様々な同期設定のみならず、MIDIのパッチ、マージおよびMIDI信号の処理を設定できます。例えば、任意のMIDI入力をお好きな出力に設定したり、複数の入力ポートの信号をマージして特定のMIDIポートに出力、任意のポートの特定のチャンネルに対してのMIDI情報をミュートするなどを設定できます。また、入出力のMIDIチャンネル変換もおこなえます。さらにタイムコードのストライプ、変換、オフセットなどの設定や確認もソフトウェア上でおこなえます。これらの設定は、本体に最大で８つまで記憶することが可能で、予め用意されたファクトリープリセットと合わせて、コンピューターを介さないスタンドアローンのMIDIパッチベイ/マージャー/プロセッサーとしても大変便利です。

フロントパネルのフットスイッチ端子は、DAWなどをコントロールする、ノート情報等のMIDIデーターを設定します。接続するフットスイッチの極性などはClockWorks側で設定できます。

MOTU micro express USB は、Mac OS X10.7、Windows 7などの最新64bit環境にも対応し、プロフェッショナルMIDIインターフェイス/シンクロナイザーとして最高の選択肢となります。

主な特長

• 4イン/６アウトのMIDI端子
• 最大96MIDIチャンネル
• 正確なMIDI転送を実現するMTS
• ハイスピードMIDI転送
• MIDIパッチベイ
• MIDIマージャー
• MIDIディトリビューター（分配）
• MIDIミュート
• MIDIチャンネルマッピング
• SMPTE（LTC）ジェネレーター
• プロフェッショナルグレードのSMPTEタイムコードシンクロナイザー（23.976、24、25、29.97ドロップ、29.97ノンドロップ、30に対応）
• SMPTEとMTCの相互変換
• 定評のJam Syncによるドロップレス同期
• 同期信号の再ジェネレート（高精度の同期信号への変換）
• MMCコマンド対応（マスターまたはスレーブ、あるいはMMCコマンド情報の分配）
• SMPTE入出力端子（1/4”）
• フットスイッチ端子（1/4”）
• 入出力インジケーター
• スタンドアローンモード（単体使用時）に便利なプリセット（８xファクトリー、８xユーザー）
• パニック（オールMIDIオフ）ボタン
• 各種設定をおこなうClockWorksソフトウェア付属
• 1/2Uラックサイズ
• USBバス電源仕様