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「担当者のコメント:その2」
★『 TRV-CD6SE 』の最大の特徴は、何と言っても同社ならではの真空管出力と半導体出力の両方の音色が楽しめることでしょう。そしてアップサンプリング機能、MQA-CDのフルデコード対応。その上で”純国産”であると言うのが、中国製や東南アジア製のオーディオ機器が一般的となった今では大きなメリットでもあります。本機の先進性は、外部クロック入力 2系統を装備していることと、HDMIによるデジタル出力「I2S」までも装備していることです。将来の発展性やCDトランスポートとしての活用も十分可能です。一方、本機はあえてUSB入力を持たないことでCD再生に特化しています。このあたりは実に潔いとも感じました。真空管には”6922(6DJ8/E88CC)”が2本搭載されており、出力はRCAシングル1系統です。一方、半導体出力はRCAシングルとXLRバランスの2系統を装備しており、CDプレーヤー側で真空管/半導体出力を切替えるのではなく、アンプの入力側で切替える方式です。アップサンプリング機能は、音楽信号を内部でPCM:352.8kHz/32bitまたはDSD:5.6MHzにアップコンバート処理してからD/A変換を行う再生モードを搭載。サウンドの緻密さやサウンドステージの再現性には素晴らしいものがあります。そしてMQA-CDは、フルデコード対応で、MQA-CDによって「スタジオ」と「オーセンティック」のソフトの表示もされます。MQA-CDのパフォーマンスが手軽にかつ最大限発揮されます。DACチップには、最新の32bit/SABRE「ES9038Q2M」を搭載。ダイナミックレンジ:129dB、全高調波歪率:-120dBの高性能DACです。サウンドはアップサンプリング時やMQA-CDによって明白な違いがありますが、それぞれが魅力的であり、その日の気分やソフトとのベストマッチングで選択するという、新たな楽しみが加わることでしょう。『 TRV-CD6SE 』は、オーディオ好きにとっては実に”いじり甲斐のあるCDプレーヤー”です。しかも純国産という信頼感も見逃せません。かつてお蔵入りになってしまったCDソフトが、新たなサウンドで蘇ることでしょう。さらに詳しくは、ハイエンドオーディオスタッフコラムまで!
「担当者のコメント:その1」
★デザインは前作「TRV-CD5SE」をほぼ踏襲し、真空管とソリッドステートの両方のサウンドが楽しめるのも同じです。しかし『 TRV-CD6SE 』は、同社が”トライオードCDプレーヤーの集大成”を目指したと言うだけあって、最先端の技術とノウハウを結集して開発されており、しかも国内生産にこだわった戦略モデルで、国産初の”MQA-CD”対応プレーヤーです。本機はCDソフト再生に特化しており、前作にあったUSB-DAC機能は省略されています。トライオードの技術者によると、アンケート等では前作では殆どUSB-DAC機能は利用されておらず、その分のコストをCD再生に振り向けて欲しいとの要望が多かったということで、本機は思い切って非搭載にしたとのことです。また同軸/光のデジタル入力も省略しており、CD再生に徹しています。真空管バッファ回路の真空管には6DJ8の上位バージョンの「6922(E88CC)」が採用されています。これによって従来機以上の真空管サウンドが楽しめます。また勿論ソリッドステート出力も備えおり、真空管とソリッドステートの2種類の音が楽しめるトライオードならではの仕様となっています。DACチップに採用されているESS Technology社のSABRE「ES9038Q2M」は、ハイエンドCDプレーヤーにも採用されている高性能、高音質で定評のあるデバイスです。また、CDの44kHz/16bitの音楽信号を内部で352.8kHz/32bitまたはDSD5.6MHzにアップコンバート処理してから、D/A変換を行う再生モードを搭載しています。本機で最も注目されているのが、MQA-CDへの対応です。勿論フルデコード対応であり、MQA-CDは「スタジオ」と「オーセンティック」のソフトの表示もされます。CDソフトで最大352.8kHz/24bitの高音質サウンドがお楽しみいただけます。そして『 TRV-CD6SE 』のCDメカはティアック製(アルメディオ)でここにも国産へのこだわりがあります。また、従来機にはなかった外部クロック入力も装備しており、WORD CLOCK、プロ仕様の10MHzの基準信号入力も装備されており本格的です。このようにトライオード『 TRV-CD6SE 』は、SACDは勿論、USB-DACやネットワーク機能などを一切排除し、ただ「MQA-CD」を含むCDソフト再生だけに、とことんこだわったCDプレーヤーです。近年のSACD/CDプレーヤーの超ハイエンド化に立ち向かうように、トライオードが究極のミドルクラスのCDプレーヤーを目指した画期的プレーヤーです。ここに”トライオードCDプレーヤーの集大成”が完成しました。さらに詳しくは、ハイエンドオーディオスタッフコラムまで!
★MQAが「良い音」で聴ける理由それは「MQA」が音の時間軸解像度を飛躍的に高めたことによるものです。最新の神経工学では、人間の耳は周波数より「時間軸の音の解像度」に対して、遙かに敏感であることが解ってきたのです。その「時間軸の音の解像度」とは、その音がいつ始まって、いつ終わったか、あるいは音の方向や奥行き、スピード、残響や反射などを感知するために重要な要素です。実際のPCM音源やCDソフトでは、どうしても本来のマスターに比べると人間の感知能力を遙かに上回る大量のプリエコーやポストエコー(ノイズ)が存在してしまっています。これが「音のボケ」とも言われるリンギングなのです。実際に人間が検知できるとされる「時間軸情報の解像度」は3μ秒といわれています。既存のPCM 192kHz/24bitの音源では約250μ秒のプリエコーが生じるのに対して、MQAでは5μ~8μ秒を達成しており、トータル(インパルスの前と後)では実に500μ秒から約10μ秒未満まで減少させているのです。これが通常CDにおいても滲みのないクリアで響きの美しいサウンドを実現できる理由です。もう一つのMQAの画期的な所は、膨大な情報量のスタジオクオリティの音源を、CD並のコンパクトなサイズにロスレスで圧縮する『 オーディオ折り紙 』と呼ばれる独自技術を採用したことです。前述の音楽の時間軸解像度を重視し、スタジオマスターの時間軸情報にダメージを与えず、効率良く符号化する技術です。具体的には、MQAでは帯域の中のハイレゾ音声信号の領域を、「折り畳んで」CD相当のデータ領域の検知閾下(いきか=ノイズレベル以下の知覚されないレベル)の領域に格納するのです。この圧縮方法を「オーディオ折り紙」とMQAでは呼称しています。再生する際にはその格納された領域から折りたたんだ部分を展開し、元のデータに戻すのです。例えば、192kHzの音源では、CD品質(48kHz)のデータの閾下に48kHzから96kHzまでを、更にその下に96kHz以上で192kHzまでのハイレゾ成分を格納し、再生時にはそれを元に戻すのです。ただ折り方は、畳む時に二回折り返されており、元に戻すときには二回折り直さねばならないのです。はじめの一回目の展開のことを「コアデコード(これをデコードするのがレンダラー)」、二回に展開することを「フルデコード」と呼びます。これらの結果、192kHz/24bitのハイレゾFLAC音源では150MBのサイズが必要なのに対して、MQAでは音質を維持した上で、それが30MBで済むのです。圧倒的な軽量化を達成していると言えます。また、現時点でMQAの音源データには2種類が存在します。一つがMQA自身の手によってMQA化された「MQAスタジオ」、もう一つが配信側やソフト側によってMQA化された「MQAオーセンティック」です。さらに詳しくは、ハイエンドオーディオスタッフブログまで!
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2020年01月 発売
「担当者のコメント:その2」
★『 TRV-CD6SE 』の最大の特徴は、何と言っても同社ならではの真空管出力と半導体出力の両方の音色が楽しめることでしょう。そしてアップサンプリング機能、MQA-CDのフルデコード対応。その上で”純国産”であると言うのが、中国製や東南アジア製のオーディオ機器が一般的となった今では大きなメリットでもあります。
本機の先進性は、外部クロック入力 2系統を装備していることと、HDMIによるデジタル出力「I2S」までも装備していることです。将来の発展性やCDトランスポートとしての活用も十分可能です。一方、本機はあえてUSB入力を持たないことでCD再生に特化しています。このあたりは実に潔いとも感じました。
真空管には”6922(6DJ8/E88CC)”が2本搭載されており、出力はRCAシングル1系統です。一方、半導体出力はRCAシングルとXLRバランスの2系統を装備しており、CDプレーヤー側で真空管/半導体出力を切替えるのではなく、アンプの入力側で切替える方式です。
アップサンプリング機能は、音楽信号を内部でPCM:352.8kHz/32bitまたはDSD:5.6MHzにアップコンバート処理してからD/A変換を行う再生モードを搭載。サウンドの緻密さやサウンドステージの再現性には素晴らしいものがあります。
そしてMQA-CDは、フルデコード対応で、MQA-CDによって「スタジオ」と「オーセンティック」のソフトの表示もされます。MQA-CDのパフォーマンスが手軽にかつ最大限発揮されます。
DACチップには、最新の32bit/SABRE「ES9038Q2M」を搭載。ダイナミックレンジ:129dB、全高調波歪率:-120dBの高性能DACです。
サウンドはアップサンプリング時やMQA-CDによって明白な違いがありますが、それぞれが魅力的であり、その日の気分やソフトとのベストマッチングで選択するという、新たな楽しみが加わることでしょう。
『 TRV-CD6SE 』は、オーディオ好きにとっては実に”いじり甲斐のあるCDプレーヤー”です。しかも純国産という信頼感も見逃せません。かつてお蔵入りになってしまったCDソフトが、新たなサウンドで蘇ることでしょう。
さらに詳しくは、ハイエンドオーディオスタッフコラムまで!
「担当者のコメント:その1」
★デザインは前作「TRV-CD5SE」をほぼ踏襲し、真空管とソリッドステートの両方のサウンドが楽しめるのも同じです。しかし『 TRV-CD6SE 』は、同社が”トライオードCDプレーヤーの集大成”を目指したと言うだけあって、最先端の技術とノウハウを結集して開発されており、しかも国内生産にこだわった戦略モデルで、国産初の”MQA-CD”対応プレーヤーです。
本機はCDソフト再生に特化しており、前作にあったUSB-DAC機能は省略されています。トライオードの技術者によると、アンケート等では前作では殆どUSB-DAC機能は利用されておらず、その分のコストをCD再生に振り向けて欲しいとの要望が多かったということで、本機は思い切って非搭載にしたとのことです。また同軸/光のデジタル入力も省略しており、CD再生に徹しています。
真空管バッファ回路の真空管には6DJ8の上位バージョンの「6922(E88CC)」が採用されています。これによって従来機以上の真空管サウンドが楽しめます。また勿論ソリッドステート出力も備えおり、真空管とソリッドステートの2種類の音が楽しめるトライオードならではの仕様となっています。
DACチップに採用されているESS Technology社のSABRE「ES9038Q2M」は、ハイエンドCDプレーヤーにも採用されている高性能、高音質で定評のあるデバイスです。また、CDの44kHz/16bitの音楽信号を内部で352.8kHz/32bitまたはDSD5.6MHzにアップコンバート処理してから、D/A変換を行う再生モードを搭載しています。
本機で最も注目されているのが、MQA-CDへの対応です。勿論フルデコード対応であり、MQA-CDは「スタジオ」と「オーセンティック」のソフトの表示もされます。CDソフトで最大352.8kHz/24bitの高音質サウンドがお楽しみいただけます。
そして『 TRV-CD6SE 』のCDメカはティアック製(アルメディオ)でここにも国産へのこだわりがあります。また、従来機にはなかった外部クロック入力も装備しており、WORD CLOCK、プロ仕様の10MHzの基準信号入力も装備されており本格的です。
このようにトライオード『 TRV-CD6SE 』は、SACDは勿論、USB-DACやネットワーク機能などを一切排除し、ただ「MQA-CD」を含むCDソフト再生だけに、とことんこだわったCDプレーヤーです。
近年のSACD/CDプレーヤーの超ハイエンド化に立ち向かうように、トライオードが究極のミドルクラスのCDプレーヤーを目指した画期的プレーヤーです。ここに”トライオードCDプレーヤーの集大成”が完成しました。
さらに詳しくは、ハイエンドオーディオスタッフコラムまで!
★真空管バッファ回路を搭載し、真空管とソリッドステートの両方の音が楽しめる高音質 CDプレーヤー
◆ 6922 真空管によるバッファ回路を搭載し、CDを真空管サウンドで楽しめ ます。
◆真空管出力とソリッドステート出力の 2系統の出力を備え、2通りの音が楽しめます。
◆ D/Aコンバーターは、高音質、高性能で定評の ESS Technology社の SABRE ES9038Q2Mを搭載。
◆アップコンバート機能により内部で 352.8kHz/32bit または DSD5.6MHzにアップコンバート処理してからD/A変換を行う再生モード搭載。
◆ 44.1kHz/11.2MHz/22.6MHz/45.2MHz 外部 WORD CLOCK入力と 10MHz基準信号の2系統の外部同期信号入力端子も装備しており、外部クロックに同期したより高品質な再生にも対応。
◆ MQA-CD に対応フルデコード機能搭載で MQA-CD再生時に最大 352.8kHZ/24bitの高音質再生。
★MQAが「良い音」で聴ける理由それは「MQA」が音の時間軸解像度を飛躍的に高めたことによるものです。最新の神経工学では、人間の耳は周波数より「時間軸の音の解像度」に対して、遙かに敏感であることが解ってきたのです。
その「時間軸の音の解像度」とは、その音がいつ始まって、いつ終わったか、あるいは音の方向や奥行き、スピード、残響や反射などを感知するために重要な要素です。実際のPCM音源やCDソフトでは、どうしても本来のマスターに比べると人間の感知能力を遙かに上回る大量のプリエコーやポストエコー(ノイズ)が存在してしまっています。これが「音のボケ」とも言われるリンギングなのです。
実際に人間が検知できるとされる「時間軸情報の解像度」は3μ秒といわれています。既存のPCM 192kHz/24bitの音源では約250μ秒のプリエコーが生じるのに対して、MQAでは5μ~8μ秒を達成しており、トータル(インパルスの前と後)では実に500μ秒から約10μ秒未満まで減少させているのです。これが通常CDにおいても滲みのないクリアで響きの美しいサウンドを実現できる理由です。
もう一つのMQAの画期的な所は、膨大な情報量のスタジオクオリティの音源を、CD並のコンパクトなサイズにロスレスで圧縮する『 オーディオ折り紙 』と呼ばれる独自技術を採用したことです。前述の音楽の時間軸解像度を重視し、スタジオマスターの時間軸情報にダメージを与えず、効率良く符号化する技術です。
具体的には、MQAでは帯域の中のハイレゾ音声信号の領域を、「折り畳んで」CD相当のデータ領域の検知閾下(いきか=ノイズレベル以下の知覚されないレベル)の領域に格納するのです。この圧縮方法を「オーディオ折り紙」とMQAでは呼称しています。再生する際にはその格納された領域から折りたたんだ部分を展開し、元のデータに戻すのです。
例えば、192kHzの音源では、CD品質(48kHz)のデータの閾下に48kHzから96kHzまでを、更にその下に96kHz以上で192kHzまでのハイレゾ成分を格納し、再生時にはそれを元に戻すのです。ただ折り方は、畳む時に二回折り返されており、元に戻すときには二回折り直さねばならないのです。はじめの一回目の展開のことを「コアデコード(これをデコードするのがレンダラー)」、二回に展開することを「フルデコード」と呼びます。
これらの結果、192kHz/24bitのハイレゾFLAC音源では150MBのサイズが必要なのに対して、MQAでは音質を維持した上で、それが30MBで済むのです。圧倒的な軽量化を達成していると言えます。また、現時点でMQAの音源データには2種類が存在します。一つがMQA自身の手によってMQA化された「MQAスタジオ」、もう一つが配信側やソフト側によってMQA化された「MQAオーセンティック」です。
さらに詳しくは、ハイエンドオーディオスタッフブログまで!
■ 仕 様 ■
-真空管出力: RCA ピン(出力レベル 3.1Vrms)
-ソリッドステート出力: RCA ピン(出力レベル 3.1Vrms)、XLRバランス( 2番HOT 、出力レベル 3.1Vrms)
-同軸: RCAピン(44.1kHz/16bit)
-光: TOS-Link(44.1kHz/16bit)
-I2S: HDMI ジャック( 44.1kHz/16bit 、352.8kHz/32bit 、DSD5.6MHz)
-WORD CLOCK 端子: BNCジャック(44.1kHz、11.2MHz、22.6MHz、45.2MHz / 矩形波5V P-P、内部終端 75Ω)
-10MHz 基準信号端子: BNCジャック(10MHz / 正弦波 0.5V P-P、矩形波 5V P-P 、内部終端 50Ω)
[TRVCD6SE]
トライオード
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TRV-CD6SE トライオード 真空管バッファ搭載【MQA-CD対応】CDプレーヤー TRIODE|Joshin web 家電とPCの大型専門店
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